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2015.04.15
B-0025. ライブデモ — AT
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ライブデモ 発行:エスオーエル株式会社 https://www.sol-j.co.jp/ 連載「高鍋鮎美の三次元測定機って何なの??」 2015年4月15日号 VOL.025 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 干渉計による精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 無料にてメールマガジンを配信いたしております。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ こんにちは。 多くの会社では4月から新しい期になり、異動や所属チーム名の変更、 新しいプロジェクトの本格スタートなどお忙しくされている頃でしょうか。 桜が咲いたと思ったらあっという間に散ってしまい、先週は季節外れの雪まで降りました! どうなっているのでしょうか。。。バタバタしていると季節の移り変わりに置いていかれそうです。 さて、今回は「ライブデモ」のお話をしようと思います。 弊社はCorningTropel社とWerth社の代理店をしていますが、それぞれの主要機種を ほぼ全部デモ機として揃えています。 サンプルだけ送って頂いて測定してデータをお送りすることもやっていますが、 初回の企業様にはなるべく「ライブデモ」として、埼玉県の弊社にお越し頂いて 実機を見ながら測定データをお出しするという方法をお勧めしています。 ちなみに費用は無償です。 大体週に1~2件が平均ですが、4月に入ってからはお問合せが多く、2週目は毎日でした。 内訳はX線CT装置が半分、平面度測定が半分です。 測定機というニッチマーケットですので、まずは認知度を上げる必要があります。 CorningTropel社製品もWerth社製品も、その分野の数ある類似装置の中で、 性能がNo1だと自信を持ってご紹介出来る測定機ですが、セールストークよりも 実際にデータをご覧頂く方が何倍も伝わります。 しかも製造業の方々は、皆様色々お詳しいので、装置の概要と原理等々説明すると 実際のデータを見ながら考察されて、「もっとこういう条件にしてみよう」など 解析のアイディアも生まれて私達も勉強になります。 そういう意味でも「ライブデモ」は大事なステップだと考えています。 ところで、最近お問合せやライブデモが増えている状況で、ふと考えるのですが、 日本の景気自体は回復してこの状況が暫く続くのでしょうか。 2008年のリーマンショックにより、大打撃を受けた会社様は多かったと思います。 その後、2011年の東日本大震災も続き、経済が読みにくい状況でした。 マスコミで発表されているような記事や専門の方の見解もまちまちですが、 一説には「景気循環には好景気のピークの山と、不景気のピークの谷があって、 直近では2012年11月が谷だった」という話も出ています。 また今後の展開としては、「2020年の東京オリンピックまでが一つの大きな流れで、 建設業を筆頭にサービス観光部門やインフラの整備等で投資が大きい」なんて記事もありますが、 製造業にどの程度のインパクトがあるかは、その製品の最終製品が何かに寄与するのでしょうか。 弊社では、先にも述べたように、平面度測定とX線CTのご評価多いですが、 ここ最近は自動車関連の部品が特に多い気がします。 半導体ではSiC基板がまた増えて来ましたし、車載用の樹脂製品や金属製品の非破壊測定を X線装置で行うというご要望も少し前までの「興味」から「ご評価」へ進んできた感じがします。 「2020年までにSiCパワー半導体を使った車両を量産」を計画されている自動車メーカー様も ありますし、やはり東京オリンピックをターゲットにして、技術開発と量産化を進め、 オリンピックで世界へアピールしてグローバルで成功するというのが各社様の戦略なのかなと感じます。 少なくとも、測定機という一番最後に取り組む工程でも活気が出てきたという事は、 全体的な動きが盛んであることの表れのように思います。 微力ながら、弊社も積極的に新しい技術に対しては応援したいですし、 新しい製品への興味がある人間が多いので、是非「ご購入」という事は置いておいてでも、 測定のご要望がある際にはご相談頂ければと思います。 今週も、最後までお読み頂いて、ありがとうございました。 -- A.T ☆TomoScope専門サイトはこちら☆