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Tropelセールスミーティング2017 
 
発行：エスオーエル株式会社 
https://www.sol-j.co.jp/ 
 
連載「高鍋鮎美の三次元測定機って何なの？？」 
2017年12月6日号　VOL.056 
 
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 
X線CTスキャンによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 
無料にてメールマガジンを配信いたしております。 
 
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こんにちは。営業の高鍋鮎美です。 
 
今回は先日タイで開催されたTropelセールスミーティングから 
最新情報をお伝えしたいと思います。 
 
Tropelでは2年に1度、メーカーと各国の代理店が集まって会議を行います。 
アジア圏の代理店が多いので、アジアで開催されることも多く、 
今回はタイのバンコクから1時間、パタヤという都市で行いました。 
 
 
今回最も感じたのは、やはり半導体業界が世界的に好景気で、 
新しい技術開発や、次の段階の精度要求など、幾つかの分野で 
積極的且つ大規模な投資が動いているということでした。 
 
Tropelの製品は主に平面度測定機ですので、 
半導体ではウェーハと呼ばれるチップのベースになる基板や、 
そのウェーハにパターンを転写する元になるフォトマスクというガラス板の 
平面度を測定する装置が主力です。 
 
スマートフォンが普及し、近年では動画のやり取りも爆発的に増え、 
半導体の更なる高性能化、小型化が進んでいます。 
 
他にもAI(人工知能)、ディープラーニング等の研究が進み、 
自動車や工場のオートメーション化、様々なロボットの開発等、 
半導体が益々多く使われる世の中に進化しています。 
(私は子供の頃からドラえもんが大好きなのでいつか誰かが作ってくれる日を 
楽しみにしています。) 
 
この目まぐるしく変化する時代の中で、各社様は新しい材料や 
加工法を追及して、次のビジネスチャンスを得ようと奮闘されていて、 
弊社が扱う平面度測定機でもFlatMasterを中心に、その自動機や上位機種も 
お引き合いを頂けるという有難い状況となっています。 
 
また、半導体に限らず、近年では機械部品でもより高精度なスペックを 
求められるようになってきたそうで、従来の測定方法だけでは足りず、 
干渉計をご検討頂けるというケースも年々多く頂くようになりました。 
 
弊社は日本の企業様だけに対し、装置販売及びメンテナンスをさせて頂きますが、 
この有難い流れは勿論日本だけではなく、中国を中心とする他のアジア圏や 
北米、ドイツを中心とするヨーロッパと、世界全体で様々に動いているようです。 
 
特に中国は設備投資の規模が大きいので、 
注目の新しい分野であれば国の補助を受けつつ、一つの企業様で10台以上の 
平面度測定機を導入するというケースもあるようで、 
国が大きく、人口も大きいとスケールが違うなぁと思いました。 
 
 
Tropelは長年、干渉計技術を使った平面度測定機を開発・製造しています。 
ニッチな業界ですが、よりお客様のご要望に応えられるよう、 
装置本体やソフトウェアも一定のペースで開発しています。 
 
もし既存のTropelラインナップではご要望を満たせないという課題がありましたら、 
是非弊社の技術員にご相談頂ければ幸いです。 
 
 
最後に展示会・学会の出展情報です。 
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◎展示会・学会情報◎   
  ・SEMICON JAPAN 2017 
　　　日時：2017/12/13(水)～15(金) 
　　　場所：東京ビッグサイト　東1ホール (小間番号 1525) 
 
　・応用物理学会・先進パワー半導体分科会　第9回研究会併催展示会 
　　　日時：2017/12/22(金) 
　　　場所：大阪大学吹田キャンパス 医学部・銀杏会館 阪急・三和ホール 
 
　・エレクトロテストジャパン2018 (ネプコンジャパン) 
　　　日時：2018/1/17(水)～19(金) 
　　　場所：東京ビッグサイト　東4ホール (小間番号 E31-14) 
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今週も、最後までお読み頂いて、ありがとうございました。 


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A.T