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2020.11.04

B-0091. Werth Webinar 2020 — A.T

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Werth Webinar 2020

発行:エスオーエル株式会社
https://www.sol-j.co.jp/

連載「高鍋鮎美の三次元測定機って何なの??」
2020年11月4日号 VOL.091

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
X線CTスキャンによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、
無料にてメールマガジンを配信いたしております。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



こんにちは。営業の高鍋鮎美です。

先週Werth主催のWebinarがありました。


例年はゴールデンウィークにドイツの本社に集まり、
セールスミーティングと称する新しい情報共有の機会があるのですが、

今年はコロナで中止になった為、代わりにWebでの会議となりました。


個人的に一番の目玉は、
新機種のX線CT装置「TomoScope XS FOV」だなという印象です。



Werthの詳しい人がプレゼンをしてくれると、
事前の資料だけではピンと来なかった良さに気づき、

「この機種は日本でも結構需要があるのでは?」と期待しています。



では、概要のご紹介です。

先に特長をざっくりと言ってしまうと、以下が既存機(TomoScope XS)との違いです。


 ・業界最高レベルの高精度は確保しつつ、スキャン時間が劇的に短縮。
 
 ・TomoScopeシリーズの中では驚きの価格設定。



■ 製品カタログはこちら:https://tomoscope.com/product/xs-fov

 


続いて各項目についてのご紹介です。
 
 ・対象:樹脂やゴムのサンプルがメイン

 ・X線最大出力:130kV標準(160kVオプション)

 ・最大電力:100W標準(500Wオプション)

 ・X線管:反射型

 ・倍率:固定

 ・スキャン時間:約30秒

 ・精度:SD:(4+L/100)μm、E:(5+L/75)μm、P:5μm

 ・装置重量:880kg

 ・装置寸法:1300 mm (幅)x 674 mm (奥行)x 1370 mm (高さ)



TomoScopeをご評価頂いたお客様やX線CT装置に精通されている方は
お気づきかもしれませんが、

今回のTomoScope XS FOVという機種は、反射型管を搭載して、
固定倍率(サンプルステージは回転のみでX,Y,Z軸方向の稼働はなし)という点が
これまでのTomoScopeと異なります。

反射型管にすると、電力(W)を大きく出来る為、
短時間で撮像出来るという利点があります。

一方で電力を上げると、焦点サイズ(X線のスポット径)が大きくなる為、
像がボケやすいという懸念があります。

この辺りの課題やコストを最小化しつつ、メリットを最大化したのが、
今年リリースとなった「TomoScope XS FOV」です。



固定倍率の為、分解能(ボクセルサイズ)は既存機のTomoScope XSの方が有利です。


TomoScope XS FOVは、

片手サイズ位までの樹脂またはゴム製品を、

「とにかく速くスキャンし、精度良く解析する」という、
より生産現場に近いニーズにお応えする機種です。



ご興味をお持ちのお客様は、是非お問合せ下さい。
https://tomoscope.com/inquiry



今週も最後までお読み頂きありがとうございました。


--
A.T

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