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2022.03.02
B-0107. Tropel事業 規模拡大 — A.T
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ Tropel事業 規模拡大 発行:エスオーエル株式会社 https://www.sol-j.co.jp/ 連載「高鍋鮎美の三次元測定機って何なの??」 2022年3月2日号 VOL.107 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 X線CTスキャンによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 無料にてメールマガジンを配信いたしております。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ こんにちは。営業の高鍋鮎美です。 今回はCorning Tropel社の近況についてお話したいと思います。 Corning Tropel社は米国の平面度測定機メーカーです。 各種ウェーハやフォトマスク等の半導体業界向けが最も多く、 フレームやプレート、ベアリング等の機械部品業界でもお使い頂いています。 また、長く「Corning Tropel」という名称で展開していますが、 実は社名は「Corning」で、 「Tropel」は Corning の Advanced Optics 事業の中の Metrology Instruments のブランド名です。 ■ Tropelのホームページ: https://www.corning.com/worldwide/en/products/advanced-optics/product-materials/analytic-instruments.html 弊社は設立当初から約30年間、Tropelの国内総代理店をしていますが、 昨年から現在に至るまで、 Tropelがこれまでに無いほど忙しくしているのを感じます。 5Gでより大量のデータが行き交うようになったこと、 コロナによりリモートのツールの需要が増えたこと、 電気自動車向けのパワーデバイスが活況なこと、 EUVの露光が増え、基板の更なる高精度化が求められること、 ウェーハの大口径化と薄化、など 世の中で起きている半導体関連の新しい技術やトレンドに、 Tropelの測定機は関わりが深いので、これらのニーズにお応えすべく、 新製品や新機能の開発や実験に多くのリソースを投入しています。 一方で、有難い事に ご発注も記録を大きく塗り替える程頂けている状況だそうで、 私がよく連絡を取るTropelの者は、 「Crazy」が口癖になりつつあります。 ※良い意味で、忙しさも Crazy ですし、 新装置の精度が良い事も Crazy の連呼です。 Tropelは本国アメリカにおいても 販売とサポートは代理店を使っているので、 平面度測定機の開発と製造に特化していて、 つい最近までメインエンジニアが10人もいないような、 比較的小さな組織でした。 それが昨年から、プロジェクトの度に Corningから新しいエンジニアや管理職が加わり、 今は元の2倍位の組織になりました。 組織の構造が変わると、仕事の流れ方も変わります。 今私自身はその変化を少しずつ理解して 順応しようとしているところです。 弊社も今後のサポート体制を強化すべく 新たなエンジニアが複数名チームに加わりました。 ユーザーの皆様にはお世話になる事と思いますので、 是非宜しくお願いします! 今週も最後までお読み頂きありがとうございました。 -- A.T