メールマガジン・新着情報一覧
- TOP
- メールマガジン・新着情報一覧
- B-0109. 番外編:【英語】リスニング力Upのコツ — A.T
2022.05.04
B-0109. 番外編:【英語】リスニング力Upのコツ — A.T
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 番外編:【英語】リスニング力Upのコツ 発行:エスオーエル株式会社 https://www.sol-j.co.jp/ 連載「高鍋鮎美の三次元測定機って何なの??」 2022年5月4日号 VOL.109 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 X線CTスキャンによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 無料にてメールマガジンを配信いたしております。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ こんにちは。営業の高鍋鮎美です。 今回は英語学習をしている方に向けて、 リスニング力を鍛える為に、個人的に効果があった3ステップをお伝えします。 1.耳を鍛える前に単語を知る ネイティブの英語を沢山聞いたら、 その分リスニング力も上がってほしいところですが、 残念ながら、そうはならない事が多い気がします。 私もかつて、英語のドラマや映画を観たり、歌を聞いたり、、、 留学したら数か月で英語耳になって聞き取れるのでは、と夢見ましたが、 これらの方法では雰囲気は何とか掴めるようになったとしても、 きちんと聞き取れるようにはなりませんでした。 今思うと、理由はシンプルで、 ネイティブが話している単語やフレーズをそもそも認識していないからです。 「認識していない」には二種類あって、 一つが、そもそもその単語やフレーズを知らない場合、 もう一つはスペルを見れば分かるのに、音だけでは分からない場合です。 後者の方が先に改善出来ますし、効果は大きいと思います。 何をするかと言うと、近道はなく、 ただただ知っている単語やフレーズの正しい発音とアクセントを聞いて、 スペルを見て認識する英語と、耳がキャッチする音を一つ一つリンクさせるんです。 そして、新しい単語やフレーズを覚える際も、 スペルと意味に加えて必ず発音とアクセントもセットで習得する事を心掛けると、 「知ってるのに聞き取れなかった」の確率は減っていくと思います。 2.簡単な単語を使ったイディオムを増やす 次にボキャブラリーを増やす際のコツですが、 単語の本に書かれているものを前から順番に覚えるのではなく、 よく使いそうな(日常的に、または仕事に関連しそうな)言い回しを 丁寧に覚えていく方が効果を実感しやすい気がします。 そこでお勧めなのは、 簡単な単語ほど、使い方も含めてしっかりマスターする事と、 簡単な単語を使った生きたイディオムやフレーズを使えるようにする事です。 特に動詞は、スペルが長くて発音も難しい単語を覚えるよりも、 中学校で習ったような基本的な動詞+前置詞などで言い換えた方が、 実践的である事が多いです。 日本語でも口頭ではわざわざ難しい熟語を使わず、 分かりやすい表現を心掛けるように、 英語のネイティブもこの基本的な動詞を使った表現を多様しています。 例えば、 "give (人) a ride"で「(人)を車で送る」とか、 "put off ~"で「~を延期する」など、 イディオムやフレーズとして知っていれば、聞き取れますが、 知らないと一つ一つの単語からでは、意味が分からなくなってしまい、 結果的に「聞き取れない」と思ってしまいます。 まずはget/take/make/have/giveあたりから検索して、 イディオムを増やしてみるのがお勧めです。 3.会話形式で使いこなす 最後は折角覚えた単語やフレーズを使って、生きたアウトプットをして、 定着を図るステージです。 上記までで、良く使いそうな表現を中心に意味も発音も使い方も押さえたので、 今度は、会話でそれらを使えるようにする練習です。 プレゼンテーションで一方的に話す場合を除けば、 英語でも会話は短文のキャッチボールのようになる事が多いと思うので、 急に話を振られた際でも、自分の言葉で返せるように、 自分に起こり得るシチュエーションを想定して二人以上の会話を作り、 そこに習得した表現を使ってみるのは効果的です。 ついで読み上げると、発音の練習にもなりますし、 自分の声を自分の耳で聞くので再度リスニングの練習にもなります。 この、良く使う表現を、使えるレベルで習得するというサイクルを繰り返すと、 生きた表現を少しずつ話せようになりますし、 話せるという事は、殆どの場合聞き取れるという事になるので、 リスニング力Upも達成です! 私も引き続き実践中で手応えを感じていますので、 皆様も宜しければ是非やってみて下さい。 今週も最後までお読み頂きありがとうございました。 -- A.T