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Tropel来日中の会話で印象に残ったOwnership

発行：エスオーエル株式会社
https://www.sol-j.co.jp/

連載「高鍋鮎美の三次元測定機って何なの？？」
2024年7月31日号　VOL.128

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こんにちは。営業の高鍋鮎美です。


7月上旬にTropelから2名、来日がありまして、
私も一週間、同行してユーザー様や新規のお客様と
お打合せをさせて頂きました。

今回は主にウェーハ関連で、数年後の開発を目指した話があり、
マーケティング活動を目的として、色々とご意見を伺いました。

ご協力頂いた企業様、ありがとうございました！


さて、一週間同行すると、
毎日お昼も夕ご飯も、移動もずっと一緒なので、
色々な話をする事になります。

仕事の話もそうですし、お互いの近況報告、
食べ物にまつわる雑学、政治の話などなど。


仕事や近況報告までは慣れているのもあって比較的良いんですが、
一歩自分の得意分野の外に話題が出ると、
やっぱり今年も「知識が足りないなぁ」「英単語知らないなぁ」の
オンパレードで、また歯がゆい思いをしました。

Tropelは何故か毎年真夏に来日するので、
来年もきっと汗をかきながら、同じ思いをするのかと思うと、
もう少し頑張っておこうと思う今日この頃です。


その中で、今回の同行中、特によく話をしたのが、
「人材育成」というテーマです。


日本はこの数年で半導体業界への投資が活発になり、
凄く期待が持てる一方、
人材が育つにはそれなりに時間も必要ですよね。

私は採用担当もしているので、
人材系の会社さんとも話をするんですが、
特に半導体関連はどの会社も
「優秀な方を探している」と言っているそうで、
なかなか大変なんだそうです。


弊社もそのうちの一社で、他人事ではなく、本当に大変です！


そのような経緯もあって、
Tropelの2人と「この仕事で優秀な人」の定義は何か？
みたいな話をしていたんですが、

それぞれ話していた中で、
「仕事に対するOnwership（オーナーシップ）」の有無は
判断する一つの有効な指標かもね、
という意見に3人同意しました。

3人というのは、
アメリカ人のエンジニアとシンガポール人の営業統括、
そして私です。

私が今Tropelの仕事をして16年目なんですが、
2人はそれより前からやっているので、
かなり全員、「Tropelの仕事が出来る」優秀な人とは？
というフィルターが掛かっていますが、

色々な人と一緒に仕事をしてきた中で、
優秀な人の共通点は何だろうと話した時、

頭の良い人、専門性が高い人、
高いスキルがある人、メンタルが強い人など、
勿論高い方が良い能力は色々ありますが、

自分がこの仕事にOwnershipを持っているのか、そうでないのかは、
どの位真剣にやるか、集中してやるか、
チャレンジするか、自発的に学ぶか、に
全て影響を与えるベースになるので、

敢えて一つ選ぶならOwnershipは大事だね！という話になりました。


Ownershipは元々その気質を持っている人もいますが、
後天的に育てていく事も出来るそうです。


そのような方と出会えるように採用活動をやりつつ、
社内でも良い考え方は取り入れて、組織力を強化していけるように、
取り組んでいこうと思います！


　
今週も最後までお読み頂きありがとうございました。


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