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2012.07.30

D-0059. ステッチング測定について — FN

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ステッチング測定について

発行:エスオーエル株式会社
https://www.sol-j.co.jp/

連載「知って得する干渉計測定技術!」
2012年7月30日号 VOL.059

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
干渉計による精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、
無料にてメールマガジンを配信いたしております。

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皆様こんにちは!

(( メルマガ登録会員の皆さまは、エスオーエル名物「○○○ごと」をご覧頂けます! ))


今回のメルマガのテーマは
『ステッチング測定について』です。

FlatMaster200は皆様ご存じの通り、φ200mmまでのワークの
平面度を測定することができる装置です。

しかし、FlatMaster200のステッチング機能を使用すると
φ200mm以上のサンプルを測定することが可能となります!
最近ではφ330mmのサンプルの平面度を測定しました。

ステッチング測定には、2つのタイプがあります。
1つめはXYステッチ、2つめはRotationステッチがあります。

XYステッチは、サンプルを上下左右に移動させて測定する方法
Rotationステッチはサンプルを回転させて測する方法

両方のステッチング共に、位置決めは±0.8mm程度でOKです。
そして、データとデータのつなぎ合わせ面積は約20~30%です。

例え複雑な形状であっても、データ同士のつなぎ合わせはソフト上で
調整されるので、ステッチング測定に問題ありません。

また、接触式で十数分かかって数点測定するよりも、はるかに短い
時間で全面の測定ができます。そして一括測定に対し、誤差±5%の
測定精度を出すことが出来るのです。

まとめると
●φ200mm以上のサンプルが測定できる
●つなぎ合わせの形・領域の影響を受けない
●複雑な形状でもステッチング可能
●接触式よりはるかに短い時間で測定・解析可能
●一括測定に対し誤差±5%の測定精度

測定する際に、サンプルが自重の影響をほとんど受けないワークで
あれば容易に測定可能です!
自重が気になる場合は、ジグを工夫します。

ステッチング機能でお役に立てられますならば、お気軽に弊社まで
ご連絡ください。

最後まで見てくださった方々、ありがとうございます!
次回のメールマガジンもお楽しみに!


--
F.N

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