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2014.03.26
D-0080. 進化し続けるTomoScope — FN
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 進化し続けるTomoScope 発行:エスオーエル株式会社 https://www.sol-j.co.jp/ 連載「知って得する干渉計測定技術!」 2014年3月26日号 VOL.080 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 干渉計による精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 無料にてメールマガジンを配信いたしております。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 皆様こんにちは。 (( メルマガ登録会員の皆さまは、エスオーエル名物「○○○ごと」をご覧頂けます! )) 今月は【進化し続けるTomoScope】についてお話します。 私がTomoScopeについてお話するのも???な感じですが・・・ ご了承くださいm(_ _)m ★☆祝・初TomoScope話☆★ 弊社にTomoScopeをデモ機として設置してから数年。 徐々にではありますが皆様にTomoScopeが認知し始められ、 国内のお客様への納入実績も順調に伸びております。 去年同様、今年も多くのお客様からの引き合いを頂いております!! 昔のTomoScopeと最新のTomoScopeの違いはたくさんありますが その中の2つを挙げたいと思います。 ★1つ目★『測定時間がなんと1/9に』 昔のTomoScopeでは約90分かかっていたサンプルのスキャンがなんと 約10分で完了してしまうのます! すっ、すごいっw(゚o゚)w オオー パソコンの性能や装置内のパーツの性能が上がったことがpointです。 間近でこの早さを体験して、痺れる程感動しました(T@T)!!! ★2つ目★『X線のスポット径が電力によって変化しない』 「測定する時、サンプルの影がディテクターに映し出され、その時の サンプルの1ピクセルの大きさがX線のスポット径より大きい」 ことが理想だそうです!難しいですね・・・ 昔のTomoScopeはX線のスポット径は 管電圧[kV]×管電流[μA]=電力[W]の 電力の数字に[μm]をつけた大きさとなっていました。 例1として、100kV×100μA=10W←ここの10にμmをつけたものが スポット径となります! すなわち、管電圧や管電流を上げたりすると必然的にスポット光の径が 大きくなってしまうのです。 例2として、大きさが10mmのサンプルがあったとします。 ディテクターが1000×1000ピクセルの時、 ディテクターに写る時の1ピクセルの大きさは10umとなります。 管電圧150[kV]で管電流140[μA]である時は21Wとなり スポット径は21umとなります。 となると、エッジ部分の像が約2ピクセル分ボケてしまうことになります。 困りましたね・・・ し・か・し!!! 最新のTomoScopeはX線のスポット光の径が電力[[W]が5Wであろうが20W であろうが変化しません!!電力が大きくなっても像はボケないのです! すばらしすぎる!! こんな装置が身近にあるなんて今まで実感できませんでしたが、 実際に触ってみたりすると感動しますね。 どんどん簡単ではありますが、TSについてもメルマガを配信していこうと 思いますので装置ともどもよろしくお願いします★☆ほし いつも最後まで弊社メールマガジンを読んでくださった方々、 本当にありがとうございます! 今後も、初心者(自分か?)向けメルマガを配信します♪ 楽しみにし下さいね☆★ 次回のメールマガジンもしくは対面してお会いしましょう! -- F.N ☆TomoScope専門サイトはこちら☆