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2014.03.26

D-0080. 進化し続けるTomoScope — FN

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進化し続けるTomoScope

発行:エスオーエル株式会社
https://www.sol-j.co.jp/

連載「知って得する干渉計測定技術!」
2014年3月26日号 VOL.080

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
干渉計による精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、
無料にてメールマガジンを配信いたしております。

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皆様こんにちは。

(( メルマガ登録会員の皆さまは、エスオーエル名物「○○○ごと」をご覧頂けます! ))


今月は【進化し続けるTomoScope】についてお話します。

私がTomoScopeについてお話するのも???な感じですが・・・
ご了承くださいm(_ _)m ★☆祝・初TomoScope話☆★

弊社にTomoScopeをデモ機として設置してから数年。
徐々にではありますが皆様にTomoScopeが認知し始められ、
国内のお客様への納入実績も順調に伸びております。
去年同様、今年も多くのお客様からの引き合いを頂いております!!

昔のTomoScopeと最新のTomoScopeの違いはたくさんありますが
その中の2つを挙げたいと思います。

★1つ目★『測定時間がなんと1/9に』
昔のTomoScopeでは約90分かかっていたサンプルのスキャンがなんと
約10分で完了してしまうのます!   すっ、すごいっw(゚o゚)w オオー
パソコンの性能や装置内のパーツの性能が上がったことがpointです。
間近でこの早さを体験して、痺れる程感動しました(T@T)!!!


★2つ目★『X線のスポット径が電力によって変化しない』
「測定する時、サンプルの影がディテクターに映し出され、その時の
サンプルの1ピクセルの大きさがX線のスポット径より大きい」
ことが理想だそうです!難しいですね・・・

昔のTomoScopeはX線のスポット径は
管電圧[kV]×管電流[μA]=電力[W]の
電力の数字に[μm]をつけた大きさとなっていました。

例1として、100kV×100μA=10W←ここの10にμmをつけたものが
スポット径となります!

すなわち、管電圧や管電流を上げたりすると必然的にスポット光の径が
大きくなってしまうのです。

例2として、大きさが10mmのサンプルがあったとします。
ディテクターが1000×1000ピクセルの時、
ディテクターに写る時の1ピクセルの大きさは10umとなります。
管電圧150[kV]で管電流140[μA]である時は21Wとなり
スポット径は21umとなります。
となると、エッジ部分の像が約2ピクセル分ボケてしまうことになります。
困りましたね・・・

し・か・し!!!

最新のTomoScopeはX線のスポット光の径が電力[[W]が5Wであろうが20W
であろうが変化しません!!電力が大きくなっても像はボケないのです!

すばらしすぎる!!
こんな装置が身近にあるなんて今まで実感できませんでしたが、
実際に触ってみたりすると感動しますね。

どんどん簡単ではありますが、TSについてもメルマガを配信していこうと
思いますので装置ともどもよろしくお願いします★☆ほし


 いつも最後まで弊社メールマガジンを読んでくださった方々、
 本当にありがとうございます!
 今後も、初心者(自分か?)向けメルマガを配信します♪
 楽しみにし下さいね☆★
 次回のメールマガジンもしくは対面してお会いしましょう!


--
F.N

☆TomoScope専門サイトはこちら☆

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