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2017.02.22

D-0123. ピクセルの平均化 — FN

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ピクセルの平均化 
 
発行:エスオーエル株式会社 
https://www.sol-j.co.jp/ 
 
連載「知って得する干渉計測定技術!」 
2017年2月22日号 VOL.123 
 
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 
干渉計による精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 
無料にてメールマガジンを配信いたしております。 
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 
 
 
 
皆様こんにちは!2月ももう4週目に突入しましたね。 
寒い日も、温かい日もあり、三寒四温で春に向かっていくのですね。 
 
先週1週間、ドイツに行ってきました。先々週にドイツに行った同僚は、 
そこまで寒くはなかったと言ってました。が、私は極度の寒がり。 
完全防備で行っても撃沈しました。ぽっぺたが凍りました。 
なかなかできない貴重な経験ができて本当に良かったです。 
 
それでは本題に移りましょう。 
今月のテーマはピクセルの平均化です。 
 
CorningTropel社製平面度測定機FlaMasterでは、CCDカメラを使用し、 
干渉縞を読み取っています。使用しているCCDカメラは448×480pixel、 
1000×1000pixelだったりします。 
 
この1000×1000pixelを四角形4pixel分を使用して、4倍の面積を持った 
1個のpixelにリサイズすることが可能です。9pixel分使用しても、 
16pixel分使用してもよしです。 
 
再解析用ファイル(ttf)もピクセルの高さ情報が載っているcsv(excel) 
ファイルも容量が小さくなるため、データ蓄積にはもってこいです!! 
 
この機能の名前はData Reductionといいます。実際にお使いのお客様も 
いらっしゃいます。 
 
Werth社三次元X線CTでもディテクタに投影して映し出しているので、 
データをピクセルとして取り扱います。 
 
もし、分割測定にて大きいサンプルを測定したとします。1括測定よりも、 
分解能はよくなります。しかし、『そんなに分解能必要ないよ!』 
ということであれば、ビニング機能を使って上記のようにリサイズ 
することができます。 
 
4個のpixelを一個のpixelとして、16個のpixelを一個のpixelとして解析 
するのであればbinning機能を使用することでpixelを合体させることが 
できます。すると、データの容量が軽くなります。 
 
TropelでもWerthでも同じような機能があるんですね!!! 
次はどんな共通点があるのか楽しみにしていてください。 
 
今月はここまで。 
弊社メールマガジンを読んでいただき誠にありがとうございます。 
今年も引き続き宜しくおねがいします。 
 
それではまた来月。 


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並木

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