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2015.01.07

E-0011. WinWerthの便利な機能 ~ループ測定~ — AKT

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WinWerthの便利な機能 ~ループ測定~ 
 
発行:エスオーエル株式会社 
https://www.sol-j.co.jp/ 
 
連載「測定の新常識!?SOLがお伝えするノウハウ!」 
2015年1月7日号 VOL.011 
 
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 
三次元測定機やアプリケーション例などをテーマに、 
無料にてメールマガジンとして配信いたします。 
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 
 
 
 
新年、明けましておめでとうございます。 
本年度も宜しくお願い申し上げます。 
 
今年は羊年なんですね。ということは、来年は年女です。 
そして、今年から前厄に入ります。 
 
以前はあまり厄年は意識してなかったのですが、 
大厄の時に自分以外の家族が立て続けに病気、ケガを患いました。 
 
それ以降、何だか怖くなって、厄年の時は毎回お祓いをしてもらっています。 
厄払い、おすすめです。気持ちが軽くなりますよ。 
 
 
さて、本題に入る前に少し宣伝させてください。 
 
Tomoscopeの専門ページが弊社HPからサテライトWebサイトとして独立致しました。 
今後、Werth社製X線CT装置 Tomoscope に関しては、 
 
  TomoScope専用サイト
 
にアクセスしてください。 
 
測定事例や測定原理など、随時更新中です。 
是非一度チェックしてみてくださいね! 
 
 
長くなりましたが、いよいよ本題に入ります。 
お題は、WinWerthの便利な機能、ループ測定についてです。 
 
メルマガでも何度か話題に挙がっているので既にご存じの方も多いと思いますが、 
今回は特にループ測定のオフセット値設定にフォーカスを当ててお話します。  
 
ループ測定は、1回分の測定項目のみで同じ内容の測定を 
予め設定したオフセット分移動して繰り返し行ってくれる機能です。 
 
この機能を用いれば測定項目を最小限にできるので、繰り返し測定の手間が省けます。 
また、プログラムをシンプルにできるというメリットもあります。 
 
ループ測定は、以下の手順で簡単に作成できます。 
 
1.測定プログラムを作成する 
2.繰り返ししたい一連の測定項目の前後にループ測定のシーケンスを追加する 
3.繰り返し回数、オフセット値を設定する 
 
3.のオフセット値といっても、 
設定できるパラメータはx,y,zの移動距離だけではありません。 
他に、Angle phi、thetaといった角度も設定できます。 
 
・・・名前だけ言われても、何の角度か分かりませんね。 
 
ここで言うphi、thetaはWinWerthでの座標系(ベクトル)を表す角度で、 
原点を通る直線ベクトルは、 
 
phi・・・直線をXY平面に投影したときのX軸とのなす角度 
theta・・・直線とXY平面のなす角度 
 
で定義されます。 
 
具体的な例を挙げると、 
 
オフセット値をAngle phi=30°、theta=0°と設定した場合、 
XY平面で最初の測定ポイントから原点を基準に30度ずらし、繰り返し測定してくれます。 
 
円や球面に沿って繰り返し測定をする場合、 
角度をパラメータとして振れると非常に便利です。 
 
更に、オフセット値は固定値だけではなく、ランダムな値でもOKです。 
測定点毎のオフセット値が分かっていればループ測定が使用できます。 
 
くだくだと書いてしまいましたが、 
今回お伝えしたかったのは、 
 
ループ測定のオフセット値はxyz座標の他に角度が設定できる、 
ランダムオフセット値が設定できる、 
という点です。 
 
このメルマガを読んで、少しでもループ測定について 
理解を深めて頂けたなら幸いです。 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 


--
AK.T


☆TomoScopeサテライトサイトはこちら☆ 

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