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2015.06.03
E-0016. TomoScopeの新機能とドイツの風景 — MN
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ TomoScopeの新機能とドイツの風景 発行:エスオーエル株式会社 https://www.sol-j.co.jp/ 連載「測定の新常識!?SOLがお伝えするノウハウ!」 2015年6月3日号 VOL.016 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 三次元測定機やアプリケーション例などをテーマに、 無料にてメールマガジンとして配信いたします。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ こんにちは。 梅雨の季節となりました。 皆様いかがお過ごしでしょうか? さて、4月末にベアト社のセールスミーティングに参加してまいりました。 詳しくは2015年5月20日号のメルマガをご覧ください。 今回はセールスミーティング期間中に訪れた、 ランドグラフェン城(Landgrafenschloss)についてお話したいと思います。 ランドグラフェン城は、 ベアト社のあるギーセンから北に約25kmに位置する、 マールブルクという都市にあります。 フランクフルトからは北に約77kmです。 (距離の公差が気になるところですが割愛します) 13世紀頃に建てられたお城だそうです。 なんと800年以上も歴史があるお城です。 日本では鎌倉時代の頃です。 ランドグラフェン城は、丘の上にそびえ建ちます。 丘の麓からは小型バスが走っています。 石畳で車一台がやっと通れるヘアピンカーブの道を、 上って行くことになります。 対向車がやってきても擦れ違いができません。 擦れ違う場合は、対向車の運転手と交渉をし、 折れた方がバックして、退避できる場所まで移動します。 ランドグラフェン城からはマールブルク市街地が見渡せ、 素晴らしい眺望でした。 歴史の長い場所ですので、 過去に起きた戦争の話を聞くことができました。 お城の中には戦中に実際に使った退避場所や そこに行くまでの通路や階段が迷路のように張り巡らされていました。 爆撃を受けて壊れかけた建屋や囚人を収容する建屋、 兵隊の待機所などがありました。 実際に使われてたものと同様の大きさの鉄の弾があったり、 地下の石で囲まれた音響の良い部屋で実際に鉄砲を打って 爆音を体験したり、 戦争についてあまり興味がないと少し驚いてしまいますが、 歴史について学びたい方にはお勧めの観光地です。 今回は観光の話がメインになってしまいましたが、 セールスミーティングで紹介されたTomoScopeの新機能で、 印象に残ったものをひとつあげるとすれば、 繊維の測定が高分解能でできるアプリケーションです。 エスオーエルでも繊維解析は力を入れている分野なので、 非常に興味深かったです。 高分解能で測定するためには、 X線CTのディテクターのピクセルサイズが大切です。 しかし、 それだけが高分解能で測定できる条件ではありません。 そこには長年積み立ててきた技術や、 新しい工夫が必要です。 繊維の配向や長さがX線CTで測定出来れば、 繊維配合技術に大きく貢献できるかもしれません。 少しでも気になった方は、ぜひお問い合わせください。 電話からでも、問い合わせフォームからでも、お問い合わせ可能です。 お問合せフォーム この他にも エスオーエルでは日々、アプリケーション開発を進めておりますので、 「こんな測定できないかな?」 と少しでも疑問を持たれた場合は、お問い合わせください。 ホームページに測定の事例があるので参考にしてください。 寸法測定用X線CT測定事例 本日はこの辺で。 最後までお読みいただき、ありがとうございます。 -- M.N ☆TomoScope専門サイトはこちら☆