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変数を用いたDMISプログラム作成(Werth)

発行：エスオーエル株式会社
https://www.sol-j.co.jp/

連載「測定の新常識！？SOLがお伝えするノウハウ！」
2015年9月2日号　VOL.019

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
三次元測定機やアプリケーション例などをテーマに、
無料にてメールマガジンとして配信いたします。

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こんにちは。

うちの息子(2歳4ヶ月)がパンが大好きなため、家でよくパンを焼きます。

クロワッサンとかお洒落なパンではなく、
材料を入れてスイッチを押すだけでできる、
大量消費用のただの食パンです。

少ない材料で如何に美味しくボリュームのあるパンができるか、
色々と試行錯誤しレシピを確立しました。

と、思ってました。

材料の１つである牛乳をいつも70度で温めていたのですが、
あるとき間違えて65度で温めてしまったのです。

まあ、いっか、と思って普段通りにパンを焼いたところ、、、
ホームベーカリーの蓋を押し上げるくらいの大きさのパンが
出来上がりました！！いつもの2割増しぐらいです。

思ったよりパンの大きさは温度に関係していたみたいです。

料理自体はあまり好きではないですが、この様な実験的要素を含む
調理は好きで、家ではよく試行錯誤してます。


さて、本題に入ります。
今回は、「変数を用いたDMISプログラム作成(Werth)」についてお話します。

まず、DMISとは「Dimensional Measuring Interface Standard」の略です。
主に三次元測定機で扱うプログラム言語になります。

WinWerthで扱うプログラムもこのDMISになり、
WinWerth上で寸法測定をしながらプログラムを作成していきます。
(CADがある場合、事前に測定プログラムを作成することもできます)

同形状のサンプルであれば、プログラムの流用ができます。
その場合、寸法測定は一瞬で完了します。

サンプル形状が異なる場合はその都度プログラムを作成しなくてはいけませんが、
実は形状がパラメータ化できる場合、形状のパラメータを指定し
1つのプログラムで全ての測定を行うことができるのです。

どのようにするかというと、形状のパラメータを変数として、
DMISのプログラムに組み込みます。

変数使用はプログラム自体を書き換える必要がありますので、
DMISの知識が必要な作業になります。

内容によっては納期やコストがかかる場合がありますが、
弊社技術員が対応することが可能です。

手動で多点測定をしている場合、
Tomoscopeを用いるだけでも測定時間の劇的短縮が図れますが、
プログラム最適化で
更なる短縮が見込めます。

ご興味のある方は
お気軽にご相談ください。

以上、今回は、「変数を用いたDMISプログラム作成(Werth)」について
お話しました。


最後までお読みいただき、有り難うございました。


--
AK.T