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３次元画面と２次元画面の使い方 
 
発行：エスオーエル株式会社 
https://www.sol-j.co.jp/ 
 
連載「測定の新常識！？SOLがお伝えするノウハウ！」 
2016年8月3日号　VOL.032 
 
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 
三次元測定機やアプリケーション例などをテーマに、 
無料にてメールマガジンとして配信いたします。 
 
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こんにちは。 
エスオーエルの永田です。 
 
8月になりました。 
お祭りの季節ですね。 
 
今週の土曜日にエスオーエル近くの川岸で 
花火大会があります！ 
 
川の向こう側の板橋区と共同開催のため、 
毎年、大いに盛り上がっております。 
 
東京と埼玉だったら、 
断然、埼玉岸の方が人口密度が低めでお勧めです。 
 
ところで、 
 
私はずっと、花火は2次元形状だと思っていました。 
円盤状になっていて、 
正面から見るとお花状になっているけれども、 
横から見たら薄っぺらいという… 
 
当然、花火の玉は球状であり、 
それを中心にして、火薬が放射状に飛び散っているのです。 
 
さて、ベアト社のソフトウェアでは、 
測定データを2次元でも、3次元でも表示できます。 
 
例えば、 
測定物の形状を見たいときは、三次元で表示させます。 
 
全体の形状を把握できると、 
特定部位の形状を選択したいときや、幾何公差測定をするときに、 
とても便利です。 
 
花火で言うと、 
花火の形状を四方八方から見ることができます。 
 
花弁の位置度を知りたければ、 
花弁を一つ選択して、データムと比較すればいいのです。 
 
花弁の径を測定したい、という場合も同様です。 
 
さらに、全ての花弁の位置度と径を知りたい！ 
と言うのであれば、ループ機能を用いて測定できます。 
 
角度や座標系を指定して、 
あとは測定プログラムを走らせれば、 
全ての花びらに関して、位置度と径が測定されます。 
 
 
一方、断面の形状を見たいときは、二次元で表示させます。 
 
花火で言うと、 
南西方向から見る場合と、 
北方向から見る場合の、見え方を比較したい！ 
という場合は、二次元で表示させます。 
 
方向を指定して、全体を見ることもできますし、 
断面取って見ることもできます。 
 
 
最近の花火は、放射形状だけでなく、 
ハート形状になったり、キャラクタの形状になったり、 
代わり玉が増えてきました。 
 
3次元的には一体、どのような形状になっているのか気になります。 
やはり、ある角度から見ると線状なのでしょうか？ 
 
頭の中で座標系をくるくる回しながら 
夏の花火を楽しむのも、悪くはないかもしれません。 
 
 
本日はこの辺で。 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 


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永田睦美