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2017.08.16
E-0047. 複合材測定例:コネクタ — MS
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 複合材測定例:コネクタ 発行:エスオーエル株式会社 https://www.sol-j.co.jp/ 連載「測定の新常識!?SOLがお伝えするノウハウ!」 2017年8月16日号 VOL.047 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 X線CTスキャンによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 無料にてメールマガジンを配信いたしております。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ごきげんよう。営業の佐藤です。 今週は夏休み中の方が多いかもしれませんね。 夏休み、謳歌されているでしょうか。 私は休日は基本的に引きこもっているのですが、 先日、エスオーエルからほど近い戸田橋で行われた 花火大会に行ってきました。 夏らしいことが一つはできたと胸をなでおろしています。 100万人が来場する花火大会。 駅やコンビニの入場規制、大行列のトイレ、品切ればかりの自販機と 苦行のオンパレード(?)ですが、 私は会場の川岸まで歩いて20分もかからない距離に住んでいるので 結構快適に過ごせました。 戸田公園駅近くのビジネスホテルは目の前に花火が上がるそうです。 遠方からデモご来社をご検討中の方は来年の花火大会の時期に合わせて ご来社頂くのもいいかもしれません。 さて、今回はコネクタの測定例をご紹介します。 通常、金属端子の入ったコネクタをCTでスキャンすると、 メタルアーチファクトというノイズのりやすく、周りの樹脂部分のデータが 満足に取得できないため、金属端子のみのSTLしか生成できません。 TomoScopeの複合材用オプションMSP-CTは、 このような複合材のとき、樹脂に合わせた測定条件(例:150kV)と金属に合わせた条件 (例:225kV)で2度スキャンを行い、それぞれのボリュームデータから アーチファクトの少ないボリュームデータを生成する機能です。 分割スキャンや局所スキャン機能もそうですが、 このMSP-CTもTomoScopeが高機能な位置合わせができる 三次元測定機ベースのCTだからこその機能なのです。 アーチファクトの少ないボリュームデータが得られれば、 金属端子、樹脂ケースのそれぞれのSTLが生成可能なうえ、 それぞれのSTLを重ねてアッセンブリ状態にすることも可能です。 TomoScopeの専用HPにMSP-CT機能を用いたコネクタ測定例をアップしました。 今回は樹脂ケースと金属端子のアッセンブリ状態のSTLデータから断面を取得し、 樹脂ケースの側面から各端子までの距離を測定してみました。 他にも、端子間ピッチの測定や端子の直角度の測定例もアップしております。 コネクタ業界の皆様、「もっとここをこうだよ~」「そこじゃなくてここが知りたい!」 とむずむずすることがあれば是非、ご指導ご鞭撻の程、お願いします! コネクタ以外にも、「こんなものを測定してみてほしい」というリクエスト 大募集中です。どしどしご応募ください。 最後に展示会のお知らせです。 来月9/13(水)~15(金)に東京ビッグサイトにて行われる測定計測展に出展します。 ご来場予定のお客様は是非お立ち寄りください。 今週も最後までお読み頂いて、ありがとうございました。 それでは皆様ごきげんよう。 -- 佐藤