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2017.09.20
E-0048. heimendo.com のご案内 — MS
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ heimendo.com のご案内 発行:エスオーエル株式会社 https://www.sol-j.co.jp/ 連載「測定の新常識!?SOLがお伝えするノウハウ!」 2017年9月20日号 VOL.048 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 X線CTスキャンによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 無料にてメールマガジンを配信いたしております。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ごきげんよう。営業の佐藤です。 先週は測定計測展に出展してまして、 ドイツのWerth社からもアジア担当のSales Managerがアテンドしました。 一緒に昼食をとったのですが、 "Tea? Coffee?"という私の問いに"Non alcoholic beer." と返してきました。 さすがドイツ人です。私の質問が間違っていました。出直します。 さて、ドイツの話をしておいてなんですが、 今回の本題はCorningTropelです。アメリカです。 この度、CorningTropel社製品の専門サイトを立ち上げました! その名も「平面度.com」です。 http://www.heimendo.com/ 弊社のお客様や、お問合せ頂く方の多くが 「トロペル」と呼び、よく知って下さっていることが多いのですが、 まだご存知ないけれども、平面度には興味があるという方にも知って頂く きっかけになれば、平面度といえばCorningTropel、エスオーエルと なってほしいと願い、平面度.comというダサわかりやすい(?)名前にしました。 平面度とは何ぞや?とか、測定例についてお話してみようと思いましたが、 私の文章よりも図のついたHPをご覧頂く方が早いと思うのでやめます(笑) 平面度測定とは 今日はこのメルマガではあまりフィーチャーされてこなかったCorningTropel社とは どんな会社なのか、ご紹介してみます。 先程少し触れた通り、CorningTropel社はもともとTROPELというメーカでした。 1953年に光学分野で世界的に有名なロチェスター大学のレンズ光学研究室の3名の 教授によって設立されました。トロペルの名の由来は、Rochester Optics Electronics から各々の頭文字をとり、ROPELとし、さらに発音しやすいように最初にTを冠し、 TROPELとしたものです。 TROPEL社の名が世界的に知られるようになったのは、物の平坦度を測定できる 非接触斜入射位相干渉法を発明して以来です。 これは、TROPEL社の元社長、Dr.John.H.Bruningが1978年、I.R.100 (レンズ光学研究では世界最高の栄誉ある賞)を受賞したPMI (Phase Measurement Interferometry)法という方法で、 HeNeレーザー光(波長633nm)をプリズムの法線に対し、80°以上の角度で 斜入射し、その干渉縞を意図的に移動させることによって、装置内部分解能0.003μm、 出力分解能0.01μmを実現。ウェーハの高平坦度測定を可能にしたものです。 ※現在のFlatMasterはHeNeレーザーではなく、半導体レーザー(635nm)を使用しています。 その後、2001年に光ファイバーやiPhoneのカバーガラスのゴリラグラスで有名な Corning社の傘下に入りました。 2009年には平面度だけでなく、平行度、高さも測定できるFlatMaster-MSPを販売開始。 2013年には白色干渉粗さ測定機FlatMaster-Ra販売開始。 2015年には次世代ウェーハ平面度自動測定機 UltraSortⅡを販売開始。 と、CorningTropelのストーリーは続くわけです。 エスオーエルは1993年の設立以来、TROPELの国内総代理店として 販売からメンテナンスまで一貫して国内のお客様へのサービスを行っています。 エスオーエルのお話まですると長くなってしまうので、またの機会にします。 平面度.comでは測定の仕組みや測定例など、 平面度測定にはあまり馴染みがないという方にも気軽にご覧頂けるような ページを設けております。 測定の仕組み 測定事例 まだまだ発展途上のHPですが、 皆様からのご意見やご要望をお聞きしながら、 より皆様のお役に立てるページにしていければと思います。 是非皆様の、ご意見、ご感想をお聞かせください。 今週も最後までお読み頂いて、ありがとうございました。 それでは皆様ごきげんよう。 -- 佐藤