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2018.10.17
E-0066. 寸法測定新時代の幕開け? — MS
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 寸法測定新時代の幕開け? 発行:エスオーエル株式会社 https://www.sol-j.co.jp/ 連載「測定の新常識!?SOLがお伝えするノウハウ!」 2018年10月17日号 VOL.066 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 無料にてメールマガジンを配信いたしております。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ごきげんよう。営業の佐藤です。 最近、弊社はおかげさまで 立上やアップグレードなどが続いておりまして 技術グループはでずっぱり状態。社内はちょっと寂しいです。 Tropelのチームに関しては今月は全員どこかしら 海外出張がある程。ぐっと寒くなってきましたし、 体調管理にはいつも以上に気を付けなければなりませんね。 また、最近はどちらのお客様の所にお伺いしても 「リーマンショック後は週4日の操業まで追い込まれたのに 最近は猫の手もかりたいくらい。」 というお話も良く耳にするようになりました。 そんな中、お悩みとして多くお聞きするのが 「測定担当者の育成」です。 年々、測定の要求は厳しくなる一方、納期に余裕はない。 ベテランの測定者から若手社員に継承していかなければと 思いつつも、そんな余裕がなくて、、というお声です。 そんなお悩みに是非ご検討頂きたいのが X線CTを使った寸法測定です。 X線CTを使った寸法測定であれば 従来の接触式三次元測定機と比較すると 段取りが格段に少ない、測定時間も短い、 データポイント数が非常に多く測定者間の誤差が出にくい、 と様々なメリットがあります。 TomoScopeなら高速スキャンオプションも対応しており、 最短2分でデータ取得できてしまうので、 たっぷり測定解析にお時間をお使い頂けます。 測定の礎となる考え方を3Dのデータを自由自在に 解析しながらしっかり伝授して頂くのも良いですし、 1データあたりの時間が短く済む分、 たくさんトライ&エラーしてノウハウを蓄積していくことも できてしまいますね。。 また、測定時間の短縮策として 複数のサンプルを同時に撮像し、解析時には分離して別個に 扱うという方法もあります。 日本ではまだあまり聞きませんが、 海外では少しずつPMIと言ってCADモデルに直接 製品加工に必要な情報を組み込むという手法が 取り入れられ始めているそうです。 Werth社でもPMIに対応すべく開発を進めています。 TomoScopeのスキャンデータをPMIつきCADで 解析すれば測定の工数はぐっと軽減されそうです 現在使われている三次元測定機のうち数割が CTに取って代わられるという見方もありますが、 長年データを蓄積してきた三次元測定機での測定から 離れるのは中々難しいところもあるかもしれません。 もっと身近なもので考えてみます。 スマートフォンが登場した時、 「便利かもしれないけど、 キャリアメールも赤外線通信もできなくなるのか~、 なんか壊れやすそうだし、操作も難しいのかも?」 と機械音痴の私は足踏みしたものです。 ところが周囲で使っている人が出てくると やはり便利そうだし、乗り遅れていられない!と 勢いで使い始めました。初めはガラケーと2台持ちでしたが、 言わずもがな、スマホが便利すぎてガラケーは目覚まし時計と 化し、ほどなくしてスマホ一本にしました。 CTも同じで少しずつ導入される企業様が増えていくにつれ 懸念要素以上のメリットがありそうだ!という見方が 広がっていったり、従来の測定機の代替として活躍してくれる 日が来るといいなあと夢見ています。 なんて書いていたら、Werth社の前回の四半期分受注状況の ニュースが入ってきました。 大きな声では言えませんが、、最後まで読んで頂いた方にだけ こっそりとお伝えします。TomoScope XSがすごいです。 では、今週も最後までお付き合い頂きまして ありがとうございました。ごきげんよう! ーー M.S ---------------------------------------------------- ◎以下の展示会に出展します◎ ・JIMTOF2018(第29回日本国際工作機械見本市) 日程:11/1(木)~11/6(火) 会場:東京ビッグサイト東7ホール【E7007】 ----------------------------------------------------