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2020.11.25
E-0100. WinWerth最新バージョン 便利な機能 — AK.T
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ WinWerth最新バージョン 便利な機能 発行:エスオーエル株式会社 https://www.sol-j.co.jp/ 連載「測定の新常識!?SOLがお伝えするノウハウ!」 2020年11月25日号 VOL.100 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 X線CTスキャンによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 無料にてメールマガジンを配信いたしております。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ こんにちは。営業技術の田井野です。 前回担当したメルマガ(8月最終週)では、 WinWerthの新機能について、ご紹介致しました。 今回も引き続き、最新バージョンのWinWerthについてです。 今回は前回のメルマガではお伝えできなかった 最新バージョンWinWerthの便利な機能を2つ、ご紹介したいと思います。 1.クリッピングレイヤー データの可視化に関する機能で、 3次元データを任意の断面で切り取り、内部状態を確認することができます。 (断面の片側の形状が非表示になります。) 断面の方向、位置はマウス操作で容易に変更することが可能です。 旧バージョンでも内部を確認する手段はありましたが、 見たい断面が固定だったりと、使い勝手はあまり良いとは言えませんでした。 解析の際に、どの断面方向、位置で寸法測定をするかの判断等々、 内部状態を確認したいことって多いんですよね。 実際使ってみてからは、私の中で なくてはならない機能になりました。 2.CAD比較データ保存 旧バージョンでも、CADとスキャンデータの偏差カラーマップを 3次元データとして出力することは可能でした。 しかし、データ出力は自動ではできず、手動で実施する必要がありました。 新バージョンでは、CAD比較データの保存がプログラムに組み込めるようになりました。 即ち、自動でCAD比較データの保存が可能になります。 扱うデータ数が多いほど、解析にかける手間と時間の削減ができますね! ちなみに保存したデータはWinWerthがない環境でも、 Werth社製のフリービュワーでデータの可視化、閲覧が可能です。 以上、今回は最新バージョンWinWerthの便利な機能を2つ、ご紹介致しました。 前回に比べると少し地味ですが、知っていると便利な機能です。 記憶に留めて貰えたら、幸いです。 最後までお付き合い頂き、有難う御座いました。 -- AK.T