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2021.07.28
E-0111. RFIDの活用 — Y.I
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ RFIDの活用 発行:エスオーエル株式会社 https://www.sol-j.co.jp/ 連載「測定の新常識!?SOLがお伝えするノウハウ!」 2021年7月28日号 VOL.111 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 X線CTスキャンによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 無料にてメールマガジンを配信いたしております。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 弊社の扱っている装置は、どれも基本的に、 座標測定機という分類になります。 そのまま「座標測定機」という名称で呼ばれる装置もありますが、 以下のような種類の測定機を扱っています。 ・三次元測定機 (= 座標測定機) ・X線CT ・画像測定機 ・干渉計 いずれも、空間座標 (X,Y,Z) を数値化する装置です。 さて、これらの測定機は、 測定機単独でシステムが完結していることはまずありません。 測定機単独で完結しているという状況を想像してみると、 どこからともなく測定したい対象物が湧いて出てきて、 それを測定機にセットした後、測定結果を眺めて満足して完了 という状況です。 測定をするのは、ある意味仕方なく、必要性があってするものです。 そのため、測定機は、製造工程や開発サイクルといった 大きなシステムに組み込まれた要素として機能するものです。 そのような状況の中、 測定機が合否判定で対象物を選別するだけであれば、 比較的単純な役割です。 しかし、高度化するものづくりの現場では、 測定機の担う役割も高度化しています。 単純な選別を超える使い方、 特に、測定結果を大きな全体システムにフィードバックする場合、 測定物と測定結果の紐付けが必要となってきます。 その際に、手書き記録、電子記録への手入力、バーコード管理 といった手法も用いられますが、 最近は、RFIDをよく見かけるようになりました。 見かけるというか、装置にRFIDを組み込む要望が増えています。 RFID とは、「Radio Frequency IDentifier」の略で、 情報を記録するRFタグと呼ばれるチップを 測定物やその入れ物に埋め込んで、 無線通信で情報の読み書きをするものです。 RFID対応にする事例は、 半導体工場で使われる干渉計の装置に対して特に多いですが、 それ以外の自動車関連、航空機関連、医療関連、 その他様々な分野においても増えています。 弊社の扱うどの装置に対しても、ご要望を受け付けております。 RFIDそのものの仕様や、用途に対する仕様を詰めることで、 ご希望に沿ったシステムの構築をお手伝い致します。 興味が御座いましたら、是非お問い合わせ下さい。 -- Y.I