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2021.08.25
E-0112. WinWerth ワーク分離機能 — AK.T
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ WinWerth ワーク分離機能 発行:エスオーエル株式会社 https://www.sol-j.co.jp/ 連載「測定の新常識!?SOLがお伝えするノウハウ!」 2021年8月25日号 VOL.112 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 X線CTスキャンによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 無料にてメールマガジンを配信いたしております。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ こんにちは。営業技術の田井野です。 コロナが収まるどころか、猛威を振るっていますね。 特に子供の感染が拡大しているとのこと。 我が家にも小学生と保育園児が居るので、 いつ波が襲ってくるのか、戦々恐々としています。 重症化を防ぐワクチン接種、先日やっと予約が出来ました。 年齢制限で自治体経由では予約開始も未定の状態なので、 個人病院のキャンセル枠を申し込みました。 予約してもキャンセルされる方が結構居るようなので、 早く打ちたい方は、キャンセル枠を検討してみるのも良いかもしれません。 副反応が怖いですが、感染して重症化するよりは良いかな、と前向きに 考えて、接種してこようと思います。 さて、本題です。 今回は、「WinWerth ワーク分離機能」をご紹介したいと思います。 スキャン対象が量産品で全数検査が必要な場合など、効率を上げるため 複数個まとめてスキャンをすることがあるかと思います。 その場合、全てのワークが1つのスキャンデータに集約されますので、 各々解析するには、データをワーク毎に分離する必要があります。 ワークの分離、WinWerthの標準機能で通常実施する場合、 XY、YZ、ZX平面上で領域選択によるデータ切り取り機能を用いて実施します。 各平面上で形状が分かれている場合はまだ分離し易いのですが、 重なっている場合、ワーク間の距離が近い場合は調整が必要になり、 少々、厄介です。 ワーク数が多ければ多いほど、手間は増えます。 効率化のために同時スキャンしたのに、 ワーク分離に時間が掛かってしまっては本末転倒です。 ここでご紹介したいのが、ワーク分離機能です。 ワーク同士が孤立していれば、容易に個々のデータに分離することができます。 操作は簡単、WinWerthにて3D表示された個々のワーク上に、 マウスクリックにより点を打つのみ、です。 打点を基準に孤立したワークの位置を把握、分離し、 打点順で紐づけられた個々のワークデータを出力することができます。 オプション機能にはなりますが、ランダム配置で複数同時スキャンする方には、 是非ご検討頂きたい機能です。作業効率が各段にUPするかと思います! 以上、今回は、「WinWerth ワーク分離機能」をご紹介致しました。 それでは、今日はこの辺で。 最後までお付き合い頂き、有難うございました。 -- A.T