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2023.05.31

E-0140.TomoScopeのオプション— M.O

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TomoScopeのオプション

発行:エスオーエル株式会社
https://www.sol-j.co.jp

連載「測定の新常識!?SOLがお伝えするノウハウ!」
2023年5月31日号 VOL.140

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
X線CTによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、
無料にてメールマガジンを配信いたしております。

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こんにちは。営業の太田です。

5月最終週です。
明日から6月。そろそろ関東も梅雨入りしそうですね。

大人になると、雨の煩わしさを知ってしまい、
雨は嬉しくありませんが、、、。

我が家の庭には、去年植えた青紫色の紫陽花が
とっても綺麗に沢山花をつけ、毎日癒やされています。

そんな小さな幸せを探しながら、
梅雨明けを待ち望み、暑い夏に備えて体調管理に気をつけようと
思う、そんな今日この頃です。


さて、本日はX線CT装置、TomoScopeのオプションの一部を
ご紹介したいと思います。


TomoScopeは、お客様のご要望に応じて
仕様の選択肢が多い事もメリットの一つだと考えています。

装置のラインナップは、大きく分けて
TomoScope XS FOV, TomoScope XS, TomoScope XSplus, TomoScope S, TomoScope L, TomoScope XLの
全部で6機種ありますが、

装置本体の他、それぞれ
X線管の出力や検出器、測定範囲、倍率、分解能、測定時間短縮など
オプションとしてお選び頂くことが出来ます。


その他にも、TomoScopeには
沢山のオプションがあります。


例えば、アーチファクト軽減オプション。


X線CTでスキャンをすると、金属を含む複合品では特に
アーチファクトが多くの場合で発生します。

そんな時にご紹介するのが、MSP-CT。

以前からもMSP-CTのオプションはありましたが、
2023年、新MSP-CTとして、パワーアップしました。

最新のMSP-CTについては、ホームページに新しく
ご説明のページを追加しましたので是非、御覧ください。

https://tomoscope.com/technical-information/artifact/MSP-CT


MSP-CTは、サンプルが複合品の場合ですが、
単一素材の場合は、EAKというオプションがございます。


その他、コーンビームアーチファクト、リングアーチファクト
等のアーチファクト軽減オプションがあります。

※ アーチファクトについてや、アーチファクトの種類等については
  弊社ホームページの以下サイトをご参照下さい。
  https://tomoscope.com/technical-information/artifact


続きまして、解析時にお使いになるオプションのご紹介です。


まずは、Volume Cross Section。
こちらは、ボリュームデータを用いて
寸法測定をする際のオプションです。


お次は、R測定オプション。
Rの測定は、円領域をどのように指定するかによって
測定形状によっては、測定値が大きく変動します。

こちらのオプションは、直線から曲線に変わる境界線を識別し
領域を自動で選択します。

このオプションがあることによって、
測定者によるバラつきを抑える等が期待できるかと思います。


そして最後に、Multi Material Scan。
こちらは、複合品の測定をする際、それぞれの材質をSTL化することが出来ます。

このオプションがない場合は、複合品でSTL化出来るのは
X線の吸収係数の一番高い材質のみとなります。



以上、7つのオプションをご紹介しました。

この他にもオプションはまだございますので
また別の機会でご紹介出来ればと思います。


今週も最後までお読み頂き、有難うございます。


--
M.O

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