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2024.05.15

E-0160.WinWerthバージョン9.45(再)— AK.T

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WinWerthバージョン9.45(再)

発行:エスオーエル株式会社
https://www.sol-j.co.jp

連載「測定の新常識!?SOLがお伝えするノウハウ!」
2024年5月15日号 VOL.E-0160

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
X線CTによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、
無料にてメールマガジンを配信いたしております。

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こんにちは。技術グループWerthチームの田井野です。

もう5月半ば、GWも終わってしまいましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

私事ですが、4月から地区の子供会役員になりました。
近々子供会主催の地区対抗スポーツ大会(つな引き)があり、
プライベートでは現在、その対応に追われております。

一昨年は小学校のPTA役員、昨年は自治会役員、
来年は息子所属ドッジボールチームの役員(これは夫が)になるでしょう。
いつまで役員祭りが続くのか・・・。

億劫がらずに、前向きに頑張ります!!


さて、本題に入ります。
今回は「WinWerthバージョン9.45(再)」についてお話します。

前置きとして、
WinWerthはTomoScope付属解析ソフトの名称で、
9.45は最新バージョンとなります。

実は過去に「WinWerthバージョン9.45」という表題でメルマガを書いており、
  https://www.sol-j.co.jp/mailmag/e-0148/
メルマガの表題がかぶるので、今回は(再)を付けてみました。

前回は主要な新機能の紹介をしましたが、
今回は前回紹介しきれなかった以下3つの機能について、
実際使用してみた感想を踏まえつつ、ご紹介したいと思います。


・3Dグラフィック機能強化(標準機能)

3Dグラフィック機能が強化され、表示のバリエーションが増えました。
偏差表示のカラースケールは偏差ごとに設定可能になり、
カラーバーは相対、絶対偏差も同時に表示可能になりました。

3D強化に伴い、前バージョンは2D/3D画面の切り替えができましたが、
最新バージョンから2画面が統一され、3D画面表示のみとなりました。

一見使い勝手が悪いように感じますが、元々2D画面は表示の制限が多く、
使用頻度は少ない状態でした。3D画面上で2D表示ができますし、
2D画面が無くても特に不自由なく使用できております。


・肉厚解析(オプション機能)

肉厚解析については前回もご紹介したのですが、使用してみた感想を。
前バージョンは2D解析ができましたが、解析の際に細かい領域指定を
手動で行う必要がありました。

最新バージョンでは3D解析が可能となったと同時に2D解析も改良され、
手動領域指定が無くても自動で領域を認識、解析してくれます。
手動処理不要となり、手間なく時短になりました!


・らせんCT(オプション機能)

サンプルをらせん状に回転させながらスキャンをする新機能です。
原理上コーンビーム及びリングアーチファクトの発生が無く、
鮮明な像を得ることができます。

実際に機能ありなしでデータ比較してみましたが、
アーチファクトの差は一目瞭然!
アーチファクトにお困りの方に、是非お勧めしたい機能です。


以上、今回は「WinWerth 最新バージョン9.45(再)」についてお話しました。
まだまだご紹介したい機能もありますが、また次の機会に!

それでは、今日はこの辺で。
最後までお付き合い頂き、有難うございました。


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田井野

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