メールマガジン・新着情報一覧
- TOP
- メールマガジン・新着情報一覧
- E-0160.WinWerthバージョン9.45(再)— AK.T
2024.05.15
E-0160.WinWerthバージョン9.45(再)— AK.T
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ WinWerthバージョン9.45(再) 発行:エスオーエル株式会社 https://www.sol-j.co.jp 連載「測定の新常識!?SOLがお伝えするノウハウ!」 2024年5月15日号 VOL.E-0160 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 X線CTによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 無料にてメールマガジンを配信いたしております。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ こんにちは。技術グループWerthチームの田井野です。 もう5月半ば、GWも終わってしまいましたね。 皆様いかがお過ごしでしょうか。 私事ですが、4月から地区の子供会役員になりました。 近々子供会主催の地区対抗スポーツ大会(つな引き)があり、 プライベートでは現在、その対応に追われております。 一昨年は小学校のPTA役員、昨年は自治会役員、 来年は息子所属ドッジボールチームの役員(これは夫が)になるでしょう。 いつまで役員祭りが続くのか・・・。 億劫がらずに、前向きに頑張ります!! さて、本題に入ります。 今回は「WinWerthバージョン9.45(再)」についてお話します。 前置きとして、 WinWerthはTomoScope付属解析ソフトの名称で、 9.45は最新バージョンとなります。 実は過去に「WinWerthバージョン9.45」という表題でメルマガを書いており、 https://www.sol-j.co.jp/mailmag/e-0148/ メルマガの表題がかぶるので、今回は(再)を付けてみました。 前回は主要な新機能の紹介をしましたが、 今回は前回紹介しきれなかった以下3つの機能について、 実際使用してみた感想を踏まえつつ、ご紹介したいと思います。 ・3Dグラフィック機能強化(標準機能) 3Dグラフィック機能が強化され、表示のバリエーションが増えました。 偏差表示のカラースケールは偏差ごとに設定可能になり、 カラーバーは相対、絶対偏差も同時に表示可能になりました。 3D強化に伴い、前バージョンは2D/3D画面の切り替えができましたが、 最新バージョンから2画面が統一され、3D画面表示のみとなりました。 一見使い勝手が悪いように感じますが、元々2D画面は表示の制限が多く、 使用頻度は少ない状態でした。3D画面上で2D表示ができますし、 2D画面が無くても特に不自由なく使用できております。 ・肉厚解析(オプション機能) 肉厚解析については前回もご紹介したのですが、使用してみた感想を。 前バージョンは2D解析ができましたが、解析の際に細かい領域指定を 手動で行う必要がありました。 最新バージョンでは3D解析が可能となったと同時に2D解析も改良され、 手動領域指定が無くても自動で領域を認識、解析してくれます。 手動処理不要となり、手間なく時短になりました! ・らせんCT(オプション機能) サンプルをらせん状に回転させながらスキャンをする新機能です。 原理上コーンビーム及びリングアーチファクトの発生が無く、 鮮明な像を得ることができます。 実際に機能ありなしでデータ比較してみましたが、 アーチファクトの差は一目瞭然! アーチファクトにお困りの方に、是非お勧めしたい機能です。 以上、今回は「WinWerth 最新バージョン9.45(再)」についてお話しました。 まだまだご紹介したい機能もありますが、また次の機会に! それでは、今日はこの辺で。 最後までお付き合い頂き、有難うございました。 -- 田井野